人間は平等か?

ある質問疑問サイトに次のような一文がありました。
失礼かとは思いますが、全文引用させていただきます。

 

人間は不平等。劣った人間が生きる意味・価値を教えて下さい。周囲にこちらの劣等性を見せ付けるような3高池面男性や高学歴美女が複数います。優れた親御さんの遺伝子を受け継ぎ豊かな生育環境の中育てられたという感じで。(私は、胃炎になりながらがむしゃらに頑張っても大学はMA●CHだったし、社会人になって美容整形も受け、化粧法の研究もしましたがモトが悪いためか美人にはならず…。現在某国家資格取得を目指し勉強中ですが5年連続不合格。寝不足で頭が重くイライラしながら会社に出勤する毎日でもう限界かもしれませんが、今更逃げ出すことも出来ません…)何も好き好んでこんな人間に生まれたわけではないです。劣った人間の生きる意味を書いてください。愚痴ですみません

注※池面=イケメンだと思いますが、原文そのまま引用させていただきました。

 

この方のこの質問にいろいろな方が回答を出していますが、全て現在の価値観からの回答のみという感じでした。

 

たまたま、この方の文章を引き合いに出させてもらいましたが、このように現実世界での現在の価値観から劣等感を持ったり、なぜ裕福な家庭に生まれなかったのかとか、なぜ、もっと頭が良く生まれなかったのかとか、この方のように容姿や能力に不満を持ったりしている人があまりに多く、愕然とします。

 

なぜ、このようにお金や物、容姿や頭脳の良し悪しといった価値観にとらわれるのか?
舞台を現実社会ということに絞ってだけ考えて見ることにしましょう。確かに、今の現実社会の価値観では、経済的な困窮者より裕福な人が、頭の悪い人より頭の良い人のほうが、容姿が美しい人の方が、容姿の悪い人よりももてはやされる傾向があるのは事実です。だからと言って、この人のようにすべて自分を否定的に見て不満を持つということは、そのマイナスの感情が益々その人の欠点をさらけだしてしまいます。では、なぜ自分の容姿や能力を受け入れることができないのか?

 

 

それは、自分の人生が一度きりだから、と思っている人がほとんどだからだと思います。確かに一度しかない人生だったら、物的な価値観からだけ見ても確かに不公平だと思ってしまいますよね。でも、この深遠な世界は全然不公平などないのです。正確無比な摂理が働いていて、この投書の方もなんらかの意味があって、そのような容姿、能力などを身に付けてこの世に出てきているのです。もしかしたらこの人だって何回か前の生では、容姿端麗の才媛だったかもしれないのです。で、そのときはそれを鼻にかけて人を馬鹿にしたり、気がつかないで他人を苦しめたりしたかもしれないのです。

 

だから今度の生では、逆の立場になってみなさい・・・とアナザーワールドの先人たちに指導されて再びこの世に出てきたかもしれません。

 

もちろんこれはたとえで、この人が絶対にそうだと言っているのではありません。魂が成長するためには色々な障害があったほうが成長します。この障害も自分で選択してこの世に出てきています。だから自分の背負いきれない障害はないといえます。この物質世界は人間が成長するための修行の場です。上記の人は「何も好き好んでこんな人間に生まれたわけではないのです。」と言っていますが、好き好んでということはないかもしれませんが、少なくとも自分では納得して生まれてきているのです。但し、肉体を纏ってこの物質世界に出てくるとなぜか、その記憶はなくなるように仕組まれています。なぜか?それは、そのことを覚えていると自分の命題の答えを知っているということ、すなわちカンニングをすることになるからだと思います。人によっては、色々な困難にあって、今生の人生の命題を、そういうことなのかと理解する人もいます。但し、なかなか自分でわかる人は少ないと思います。

 

 

一介のサイトの管理人の私がこんなことを言うと、「何でそんな事が言えるんだよ」「そんなオカルトみたいなことウソに決まってるだろ」「自分で経験したわけじゃないだろ」とかいろいろ反論を言う人も必ずいると思います。そうです、残念なことに、たいていの人は、一介の普通人の言うことなど、あまり信用しようとはしません。(但し、時期の来ている人には直感的に理解できます。)

 

ですが、最近とても強い味方?とも言える人が素晴らしい本を出してくれました。
東京大学の現役のお医者さんで「矢作直樹」先生と言う方が「人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索」というとても素晴らしい本を出してくれました。

 

こういう自然科学系の人がこういうことに真剣に対峙してくれると、多くの人が興味を持ってスピリチュアル系のことにも真剣に考えてくれると思うのですが、残念ながら今までは、偏狭な宗教家や金儲け主義の似非スピリチュアリストなどあまりに偽物が多く、せっかくそのような知識がありながら、金もうけの手段にしたりする人が多いので、このようなことは胡散臭いと思われてしまうのです。

 

矢作先生は非常に勇気のある決断をされたと思っています。下手をすれば、自分の医者としての評価さえ揺らいでしまいかねないテーマを書籍という形で発信したことはまさに快挙と言えると思います。自然科学者は科学で証明できないものは否定するという態度をとりますが、こういう霊性のことなどは証明できないのではなく、科学者もまるでわからないから否定しているのだと思います。わからないことを解明するのが科学だと思いますが、この点では科学者の態度もとてもアンフェアだといえます。

 

もちろん自然科学の分野でも量子物理学者のニールス・ボーアや心理学者のカール・ユングなど少数ですが、この物質世界だけが、この世界を構成しているのではないと認識している人たちもいました。ただ、まだまだ一般の人に浸透しているとは言えない状況です。

 

ゆえに、現実世界での不満や怒りから小は個人の争い、大は戦争という大きな過ちも犯しているのが人間です。少しでも皆がアナザーワールドの存在、肉体世界は修行の場、人間は肉体が死滅しても永遠に生きることができる・・・本当に死ぬことなどできない、ということがわかれば、現実世界での生き方、見方も随分と違ったものになるのではないでしょうか。

 

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